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製材

saw up logs

天竜材を熟知しているクラフトマンの真髄
これからお届けするのは、今から80年前に植えた樹です。
1本の木が建材として使えるようになるまで、幾世代にもわたる山師たちが、
植栽、下草刈り、間伐と、手塩にかけて育ててきました。
山を守り、良材を育もうという気概に満ちた山師たちのプライドを、「先代」から「次世代」へ。そして、「樹」から「木」へ。
幾度もの風雪に耐え、職人の手から手へ受け継がれてきた木には、堂々たる風格と強靭な生命力が備わっています。

アマノは、上質な木のもとで謳歌する上質な人生に賛辞を送ります。
天竜の恵みを受けた良質材
天竜川流域の温暖な気候のもとでは、木が「暴れる(根曲がり)」ことが少なく、良質材が育ちます。また、時間をかけてゆっくりと成長するため、目が詰まって粘り強さが生まれ、高強度で加工しやすい木材となります。
さらに、天竜材は中心部の良質な「赤身(あかみ)」の部分が非常に多く、耐久性や耐水性にも優れています。これらの特性を備えた木を最適な時期に伐採することで、「木」本来の良さを生かすことができます。

魂込めた伐採と葉枯らし
山師による手入れが行き届いた天竜の山林は、どの木も真っ直ぐで端正な美しさをたたえています。伐採に最適な時期を迎えた木に対峙するのは、山師にとって命懸けの仕事。危険と背中合わせの状態で大樹の命を断ち伐り、木材としての新たな命を吹き込みます。
伐採した木は数ヶ月の間、枝葉を落とさず斜面に放置して天然乾燥させます。「葉枯らし」と呼ばれるこの乾燥手順を充分に行うことで、辺材の含水率が減少し、芯材との含水率が平均化されます。そして、製材品の反りや曲がりが減少し、色艶の良い材に仕上がっていきます。

日本三大人工美林「天竜材」

天竜川流域の森林は「天竜美林」と呼ばれ、日本三大人工美林の1つ。
その起源は、明治時代に金原明善が治山・治水を目的に約700万本の植林を行ったことに遡ります。

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